事業内容
国内事業
主に“架線工事”を行っています。 架線工事とは、鉄塔と鉄塔の間に電線を張る仕事です。作業中は安全面に十分に配慮し、事前準備を欠かさず作業に取り組むよう心がけています。
架線工事には電線に流れる電圧によって、作業規模が分かれます。 有限会社KIYOMIでは、小規模〜大規模まで全ての架線工事に対応しており、“架線=KIYOMI”というイメージをもっている企業もたくさんあります。
KIYOMIでは15万4千ボルト〜50万ボルトの中規模〜大規模な架線工事を行っています。
※色がついてるところがKIYOMIの架線工事範囲です。
KIYOMIの架線工事
電線を延線する区間に、最初にヘリコプターやドローンを利用してナイロンロープを張ります。
そしてナイロンロープをワイヤーロープへと繋ぎ合わせ、ナイロンロープを引っ張ることでワイヤーロープへと差し替えます。
差し替えたワイヤーロープから次は新しい電線を繋ぎ延線を行います。
この時に張力等を確認し、ワイヤーロープの破断・新線の損傷がないように、
常に無線機で確認を行います。
延線完了後に行う作業で、電線には規定の張力があるために調整しながら
電線を鉄塔のがいしに取り付けます。
緊線終了後、付属品付けを行います。
スペーサ・難着雪リング・ねじれ防止ダンパーなど種類もたくさんあり、
それぞれに意味があってその場の環境に合った付属品を取り付けます。
これまでの作業が完了したら送電に支障がないかなど、
確認・測定を行います。そこで支障がないと確認できれば完成です。
海外事業
KIYOMIは日本国内だけでなく、海外のグループ会社があります。
主に人材発掘や発展途上国への技術普及を行っています。
海外での人材発掘のため、KIYOMI MYANMAR を設立しました。
事業内容は、日本での業務も視野にいれた人材の発掘及び育成を行っています。
現地では、実際にワイヤーロープの扱いや、機械工具類の使い方等トレーニングを実施しており、成績優秀者は企業内転勤という形でビザを取得してもらい、日本で働いてもらっています。
研修施設をより実際の環境へ近づけるため、鉄塔を建設予定です。
送電線工事だけでなく、日本語学習にも尽力しており、KIYOMI MYANMARへ日本語学校の部署 “虹の光” を設置しました。
こちらはKIYOMI MYANMARスタッフだけでなく、一般開放も行っています。
日本語の学習だけでなく、日本の文化や食事等様々な日本の背景に触れてもらうためのカリキュラムを用意しています。
現在ベトナムにも日本語学校を建設予定です。